医学書院刊「幻聴妄想かるた」が話題に

[ 2011/12/15 ]

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精神障害者共同作業所ハーモニー(東京都世田谷区)が作成した「幻聴妄想かるた」が話題を呼んでいる。統合失調症などの精神障害を有する作業所の利用者が、自分たちの体験した幻聴や妄想を手作りのかるたに仕上げたもの。「コンビニに入るとみんな友達だった」、「にわとりになった弟と親父」といった読み句が踊る独創的なかるただ。
(参照:本邦初、ラノベ医学書。夏緑氏著『ぼくのかわいい病原体』を発刊。中外医学社)

Image from 医学書院

精神障害の症状として統合失調症などの罹患者の多くが体験する幻聴や妄想。それらを、「外に向けて発信してみては」というアイデアからこのかるた作りが始まったという。
読み句ばかりでなく、絵札も作業所利用者がひとつ一つ丁寧に描いたものであり、個性的なイラストが踊っている。読み句とされている言葉の背景を説明する小冊子とセットで2009年から同作業所が発売。噂は口コミで拡がり、これまでに数百セットを販売してきたという。
これに注目した医学書院の編集者が同社の商品として企画、今年11月14日に全国の書店発売された。医学書院の製品版には、かるたと冊子に加え、DVD『幻聴妄想かるたが生まれた場所』、さらに女優の市原悦子さんによる『読み札音声』CDも付録される。価格は2,415円(税込)。

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